先日、とあるデパートで「コムデギャルソン」のコラボスニーカーや、財布、Tシャツ…などを…
まるで…美術館か?って言うくらいドキドキして見入ってしまいました。
オシャレ過ぎて…近づくのも恐れ多い。そんな雰囲気もあるし、店員さんも…驚くほどオシャレですし。田舎者が手に取るなんて、出来ないと思って見てると、優しそうな店員さんが
「どうぞ、手にとってご覧ください。」と。
遠慮なく、赤い長財布を手に取り…買いもしないのにじっくりと見させてもらいました。
私が20歳過ぎの頃、四つ年上の知人がコムデギャルソンを熱く語っていたのを思い出しました。
その頃、DCブランドが流行っていたのか?忘れましたが。何も知識がない、無知な私は初めて聞くカタカナブランドに
「東京はすごいなぁ…やっぱり東京や!」と似合うはずもない服を見て、値段を見て、驚いたのです。
店に入れるはずもなく、駅前の服屋で買ったダサい服を着て…髪も化粧もまともに整えられない私が…一度だけ…後にも先にも…一度だけ…青山のコムデギャルソン(25年ほど前)に足を踏み入れたのです。知人に連れられて。…言うても、その知人もなかなかダサかったんですw
もう場違いで、早く店から出たいと思う私をよそに、怖いものなしの知人が店員さんと話していました。場違いな雰囲気いっぱいでした。
あの時は、大人になれば似合うようになる。いつか…お金も気にせず買えるようになる。そう思っていました。しかし…昔よりポップなデザインやグッズになってたとはいえ、やはりあの時の私のままでした。
いかにも「コムデギャルソン!」なマークの入った服は、YouTubeや、Instagramでたまに見かけるオシャレな人が身に付けるからサマになる。
作った人は、どう思っているのか?聞きたいです。私がデザイナーなら、販売店の店員さんなら…まぁ、売れたらええかな。くらいです。
買ったとしても、もったいなくて着れない気もする。部屋に飾ってしまう気もする。やっぱりかわいいから。
私は、やっぱり…そこら辺の古着屋や、そこら辺の服屋でいいんです。カッコいいオシャレな人が着てるのを見るのが好きですね。
コムデギャルソン…カッコいいわ。