sirankedoeewa’s blog

普通の主婦の歪んだ半生

義理の母の最期

私は夫の両親と、義父の両親との同居から結婚生活が始まりました。今思えば…えらいとこに嫁いだなぁと思います。

 この後…祖父、祖母がほぼ老衰で亡くなります。2人とも90歳を過ぎていましたので、大往生と言われていました。

 

ただ…親戚が多く自宅での葬儀だったので…私は疲労困憊で倒れました。なので…葬儀はとても苦手で過呼吸になります。今でも…苦手であまり参列できません。

 

そんな祖母の葬儀から3年あまり経った頃に、義母の癌が発覚したのです。末期癌でした。

 入退院を繰り返し、最期の1ヶ月は自宅で看取るという…夫や義姉の意見で…。私の意見は聞かず、勝手に決めていました。

 末期癌患者の最期を看取る。これは想像を絶するものでした。1ヶ月くらいだからと、簡単に自宅で最期を!と思った夫や義理姉の思いは…後悔することになります。私は最初から…心の準備もできてなかったので…なおさらです。

 

 訪問看護の方に午前、午後と来てもらい点滴、投薬などをしてもらいます。

末期癌患者は寝るものだと思っていたら、義母は全く眠らず夜中も起きて…電話をならしたり、机を叩いてみんなを起こします。嘔吐もします。

慣れない看護でメンタルもおかしくなりそうでした。

これをどうにか解消しようと、不謹慎かもしれませんが…写真や動画を撮って編集して(ホラー風)友達に送りました。かなり、笑ってくれました。そうでもしないと、心が壊れそうでした。

 

どんな時でも、笑えたら大丈夫!と私は思っているので。笑えなくなったら、心が病んでしまってると。

 

なんとか義母の最期を看取れたので…まぁ頑張ったなと。誰も褒めてくれませんが(笑)

自分で自分を褒めたいと思いました(笑)